ご覧の画像は、昨年11月16日に浜名湖の上空に発生した
「つむじ風」と思われる雲です。

浜名湖は手のひらの形をした少し複雑な地形をしています。
この地形により湖内に吹き込む風は複雑かつ予想できない動きをしています。
夏の風は南の太平洋高気圧から強い南風が入り、やはり複雑な動きをします。
また、冬は遠州独特の「空っ風」(西風)も同様に浜名湖周辺の地形から影響を受け、
非常に複雑な変化をします。この「つむじ風」もその一例かと思われます。
浜名湖の湖面と上空の雲の動きを毎日見ていると風の様子が変わることが
見えてきます。大きな風の流れは季節による変化とかなり上空の風(偏西風)
によって大きく変化します。
皆様は、日常雲の動きと風を観察する機会が少ないかもしれません。
忙しい中でもちょっと空を見上げてみてください。風の息(強弱)を
体感し、そしてどのように変化するかも感じられるようになります。
毎日の時間の中でこうした自然を感じる
「とき」を作って見てはいかがでしょうか?